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新聞メディアの変革

最近のスタッフの業務報告の所感に、「新聞社の新メディア」についてのコメントを見た。
変わりたくても変われない事情の多い、「新聞業界」。
ぼくたちもその中で、模索、奮闘している。

新聞社大手S社は、インターネットメディアに対する施策で、いつも業界の先を行っている。
先日見かけた記事でも、紙面の記事とネットの記事を同じレベルで扱い、スクープすら
紙面よりも先にネットに出していく・・・とあった。
この新聞社は以前、組版された新聞イメージを衛星を使って配信するという実験もした。
確かに、広告のこと、販売店のこと、もろもろ考えると話は単純ではない。
しなしながら、確実に新聞購読者数は毎年減って、加えてニュースを発信するメディアは
ネット上に増え続けている。

「ネットを制限しても紙を守ることにつながらない・・」
その新聞社のトップの言葉が印象的だった。

新聞社のニュースリソースを、どう商品にするか・・・・。
これからそのビジネス・プランが強く問われている。

ぼくたちはそれを提案していく立場にある。
次の「新聞」への想いを、そのシステム開発者という立場と、そして新聞読者の立場で
形にしていくことができれば幸せと思う。
いや、そんな呑気な話でないだろう。
変わる・・・ことが成功してくれないことには、ぼくたちのビジネスも危ない。
きっとあまり、時間はないのだ。

今日、新しいスタッフを面接、そして入社を決定した。
「夢」を共有して、一緒に成長していければと思う。

# by pridm | 2007-10-10 11:20 | おはようブログ  

困難よりも夢

一週間ぶりの「本社」。
新たな心持で本社の扉をあける。
何も変わっていないけれど、ずいぶんと違う感覚なのは自分が変化しているからだ。
ゆっくりと変わっていけばいい・・・・そう思っていたけれど、その機会は突然訪れる。
それを今度は実感した。
内部的にも、外部的にも・・。

これから月末まで、スタッフと話を詰めながらも、クライアントとの時間を多く作り
「策定」したビジョンの確信を得るとともに、微調整をしていかねばならない。
これは随分と範囲が広く、骨の折れる作業ではあるが、同時に「夢」のある仕事でもある。
このゆく先に「光」が見えるから、そのプロセスにワクワクする。

昨日はずいぶんと長い時間、いろんな会社の「社長ブログ」なるものを読み漁った。
業界は違えど、経営に思い悩む内容はよく似ているものだ・・・とも感じた。
ブログを書いているのは多くは「若い経営者」たちだ。
そして概していえるのは、目前の困難よりも夢に対する期待のほうが大きい。

今日はスタッフとの面談、クライアントとの打ち合わせ、7件ほどの予定が詰まっている。
天気は悪いけど、夜には晴れる。
星空を見ながらいい気分で帰れるよう、がんばろう。

# by pridm | 2007-10-09 09:45 | おはようブログ  

ビジョンの再生

20年この会社を続けてきて、何度その「方向」を修正し
そしてチャレンジしてきただろうか・・・。
20年前の業態から今の実態は想像できなかった。
もちろんそれは、ぼくたちの会社だけでなく、この「業界」全体がそうであったからだが・・・。

21世紀になり、その「事業計画の方向性」を「ビジョン」という名前で呼ぶようになった。
事業の種類、方法、そして戦略などという意味合いで「方向性」と言っていたが
「ビジョン」を学ぶにしたがって、そこには「ポリシー」「こだわり」「信念」などという
コアに近い部分が強くクローズアップされてきたように思う。

それでもその「ビジョン」は、自分や会社が成長するにつれ
そしてクリティカルな局面になる都度に
微妙に修正されていくべきものだろう。
本来なら、どんなときにもゆるがない強い「ビジョン」が必要なのだが、それを創造し
そして実践していくのもまた、学習の過程だとするなら、やはり修正は必要だ。

ダイアモンドヘッドの麓で、毎晩、方眼紙に向かい、2000年に企てた「ビジョン」を
また描きなおしている。
「過去」は企てたはいいが、それに一抹の不安もあり、それが起因してか「行動」に起こすのが
遅くなった気もする。
なにより、それは文化のようなもので周りに感化していく必要があるのだ。
毅然とした意思で、その「ビジョン」に裏づけされたプランを実施せねばならない。
行動しない、行動できない「ビジョン」はいつしか風化するのだから・・・・。

20年・・・と書いたが、新たな会社を興すほどの「意思」と「覚悟」が、今必要と思う。
いや、逆だ。
新たな会社を興すという「希望」のほうが、きっとそれに勝る。
そんな思考が、今のぼくらしい。

# by pridm | 2007-10-04 17:03 | おはようブログ  

「ITIL」というソリューション

5年近く前まで、ITILという言葉を語っても、この業界内ですら知らない人が多かった。
それが今では常識的な言葉となり、その効果を具体的に理解する人も増えた。
しかしながら、ユーザーの中でのシステム保守業務の実際は
実はそれとは程遠いケースが多い・・・・。
特にマルチベンダーの状態であるユーザーにその傾向が強い。

わたしたちの顧客も、メーカー縦割りの保守形態が依然存在し、なかなかITILのメリットを
提案して推進していくには難しい。
しかしながら、「保守費用の削減」という社命によって、それが推進される可能性を来期は秘めている。
皮肉なものだと思う・・・・。
しかしながら、結果として、「縦割り」の保守が「横断的」な保守形態になり
そしてITILのプロセスを導入することが事をスムーズに移行させるなら、それもきっかけだ。
「単一窓口」SPOCの設立、そしてそこでの情報共有としてのナレッジの導入・・・・。
いかにもわたしたちが描いた、あの「プロセス」が進む予感がするのだ。

「システム保守」の仕事をけっして労働集約的にしてはならぬと思う。
しかしながら、特定の人のスキルに依存した保守など、怖くてしかたがない。
そこに、ナレッジの存在が必要不可欠として存在し、それを成長させるために「人」が
存在する。
そして成長したナレッジを用いて、「人」がシステムの次なるストラテジーを生むのだ。

ストラテジーを産む「システム保守」のかたち・・・・・。
それが今、ぼくたちが追い求めるものだと確信する。

# by pridm | 2007-10-03 16:18 | おはようブログ  

学ぶべき「スキマ」

引用句ばかりの文章には魅力が少ない。
でも敢えて、引用をみっつ・・・・。

「なってたかもしれない自分になるのに 遅すぎるなんてことはない」
ジョージ・エリオット

「大成功するための秘訣だって?
それは’大きなビジョン’がもてるかどうか
それだけだよ」
ビル・ゲイツ

「人生の成功の秘訣は
’何をすることが自分の運命なのか’を
発見することにつきる」
ヘンリー・フォード

仕事のプランを深く考えていくうち、「自分」のことを「理解」する必要性を感じる。
少なくともぼくは、小さな会社であろうとも、確実に「リーダー」であるわけだから
なおさらだ。
そしてそれは始めは「リーダー」である前に、ひとりの若い情熱を持ったエンジニアでもあった。
それが原点だ。
エンジニア・・・・確かにそれはそうだが、ほんとうは少し違う。
エンジニアであり、ビジネスマンであったから、会社を興し、そして継続させた。
拙いながら未来を予見し、技術をシンクロさせてきた。

先達はやはり優れた名言を残している。
ぼくはまだ、学ぶべき「スキマ」が多い・・・・。

# by pridm | 2007-10-02 20:01 | おはようブログ