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電子ペーパー

みなさん おはよう

「電子ペーパー」が業界内で話題になってしばらく経ちます。
最近ではA4サイズ、折れはしないけれど丸められる、そして高輝度。
加えてネット通信機能を搭載・・・・。
そんな製品のアナウンスも聞こえてきます。
新聞業界の中でもこの「電子ペーパー」の実用化を待望する声があります。

ではもしこの「電子ペーパー」が実用となり
一般消費者が簡単に手に入れられる価格帯になったとき
どんなことができるのか。

例えば・・・持って歩くそれを、帰宅後自宅のパソコンにUSBかなにかで接続。
朝になると更新された「朝刊」がそこにダウンロードされています。
現在のような「組版」された新聞を「電子ペーパー」上で
読むことができるのです。
記事には「過去記事」のリンクもあって、興味があれば過去へ辿れる。
チラシなんかも同時にダウンロードされています。
このサイズの(A4)のものなら持ち運びにストレスはなく、電車の中でも
読むことができるでしょう・・・・・。

さて、この「電子ペーパー」が実用化された時、そこに映す「新聞」は
今のままの「紙」の焼き写しでいいのでしょうか?
「組版」された紙面には、俯瞰できるとか、感覚的に読むことが出来るとか
いい面も沢山ありますが、果たして「それ」を使いこなす世代が
あのままの形の新聞を受け入れるのか。

あるコラムに、メディアの進化に連れてそれを享受する形は
どんどん変わるけれど、結局読者が望むものは
「コンテンツ」の内容だ・・・・・とありました。
ぼくもそう思います。
「形」に拘るのではなく、中身を競争力あるもにした結果、選ぶ「形」がある。
そうしたアプローチが、真にユーザの心を捉えるのだと感じます。

# by pridm | 2007-07-23 10:17 | おはようブログ  

出張

この7月は週に一回くらいのペースで東京方面への
出張が入っています。
今週も明日、そして来週も木曜日・・・・。

ぼくは新幹線での往復の時間、結構集中して仕事ができます。
なんだかあの「揺れ」がぼくの「集中」に具合がいいようで
少しモヤモヤしたことなどは新幹線に持ち込めば
帰り際にはスッキリ・・・なんてことも多々あります。
もちろんぼくの場合、「方眼用紙」が必要ですけど・・・・。

でも新幹線は速くなって、その時間も随分と短くなりました。
昔は名古屋、東京間は2時間、それが1時間40分となりさらに
また短く・・・・。
そして「揺れ」が少なくなっちゃうと、仕事が捗らないかも・・・。

明日はスタッフとの面談の後、ある会社に「グルポ」の話を
しにいきます。
なんだか少し「ウキウキ」する営業です。
こんな気持ちで臨める営業なら、いくつやっても平気です。
さて、どうなりますやら・・・・・。

# by pridm | 2007-07-18 11:18 | おはようブログ  

将来の「新聞」のかたち

30年後、「新聞」はいったいどんな形になっているのでしょう。
もうすでに、新聞購読を自らしている若い世代の人の数は少なくなっています。
じゃあ、それに変わっているものってなに?
ネットのポータルか、いや携帯のニュース速報の機能か・・・・・。

新聞社の仕事を中核としているぼくたちにとって
その「ゆくさき」は他人事ではありません。

もう5年以上も前、新聞社とともに「電子新聞」のプロトタイプを作り
そしてそれを何箇所かの「ショー」で展示したことがありました。
それは単に新聞紙面のイメージをデジタル化して
そしてそれを見ることができるビューワーを作っただけのものでした。
時を同じくして、それと同じ仕組みでネットを通じてPDFにして配る・・・。
そんなビジネスモデルの試行をした新聞社もありました。
どちらも「組版」された新聞をネット上で見る・・というものでした。

新聞社はそれぞれがネット上のホームページを持ち
そしてそこで「記事」を含めたコンテンツの展開をしています。
残念ながらそこに、未来の新聞のビジネスモデルは
明確には見えてきません。
新聞社はもとより、取り巻くシステムメーカーや
そして「コンサルタント」も模索しているのが現状でしょう。

そんな中、少しですが新聞社の「ゆくさき」の仕組みに関わった者として
ずっと、「次の新聞」について考えています。
10年先と30年先では随分と違うでしょう。
でも、30年先を見据えた10年先である必要性が
このタイミングにはあります。
そんな「提案」を創り、そしてそれが具体的に「わかる」方法で
アプローチしていきたい。
長く新聞のシステムに関わった身として
それができれば本望・・・とも思います。

最近、読んでいる本があります。
もう3回目になります。
題名は「新聞社 その破綻したビジネスモデル」(河内孝著 新潮新書)
そのインデックスだけ紹介すると・・・・。
1.新聞の危機、その諸相
2.部数至上主義の虚妄
3.新聞と放送、メディアの独占
4.新聞の再生はあるのか
5.IT社会と新聞の未来図

文字になると、ある程度わかっていることも衝撃的です。
だからこそ、そこに一石を投じたい・・・そう思わせるものがあります。
今、少しずつ蒔いている種に、水をやり、そしていつか
花を咲かせたいものです。

# by pridm | 2007-07-17 11:46 | おはようブログ  

デザインはシンプルに・・・・

みなさん おはよう

目下、グルポのインターフェースとあるECサイトのデザインを進行中。
機能を引き立たせる、シンプルなものにするのが「方向」です。
グルポにしてもECにしても、その主役はそこに存在する「情報」。
情報をいろんな切り口から「際だたせる」デザインが、必要なのだと
感じます。

きっとそれは「デザイン」の世界では、みなそうなのかもしれません。
情報、コンセプト、思い・・・・・。
それを如何にさりげなく、印象深く、含みをもって届けるか・・・・。

どんな「かたち」がいいのか、それを感じるためには
自分がとてもシンプルになっていないと難しい・・・。
そう感じるこの頃です。

# by pridm | 2007-07-05 10:38 | おはようブログ  

変革

みなさん おはよう

ぼくたちは週に一回、『経営企画会議』なるものを実施しています。
これはぼくと副社長、事業部長、ぼくのアシスタントの4名でおこないます。
アシスタントと言っても、彼女はぼくの仕事の多く、それを越えた範囲まで
カバーしていてくれています。
ぼくは彼女のおかげで「ずっと先のこと」を考えることができるように
なりました。
事業部長はぼくたちの事業のほとんどが彼女の基にあり、範囲が広く
大変なポジションです。
今週の議題は「来年以降のマーケティング」・・・でした。

ここ数年、社員のみなさんが「主導」するかたちでビジネスを進める体制を
作りたいと願い、そしてそのアプローチは形を成し始めている実感があります。
もちろん、全てにそうはいかないけれど、確実に浸透しはじめています。

そして今度は、マーケティングの改革が必要なタイミングになっています。

「変革」には希望がありますが、痛みを伴うことは承知です。
逆説的に言えば、希望ある変革は少々の痛みがあってもやりとげられる・・・。

希望ある業態変化をみなさんに提示して、そして理解をもらい
それを確実にやりとげていきたい・・・・。
そう思っています。

# by pridm | 2007-07-04 10:37 | おはようブログ