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結果責任

みなさん おはよう

昨日ぼくが時々見るテレビ番組「ガイアの夜明け」のテーマは
「起業家はいま・・・ ~ライブドアショック後のベンチャー像~ 」
でした。
とても興味深く、それを見ました。

「ベンチャー=拝金主義」というようなイメージが、若い世代の
イメージと聞きます。
そんな中で【社会のためになってこそベンチャー “社会起業家”という生き方】
そんな生き方をする若者を番組は追っていました。
彼は学生時代IT事業を起こし、規模を拡大し、しかしながら
その中で「自分が社会のためになっているか、わからなくなった・・」
という理由で、その会社の社長を降りたそうです。

世代は違いますが、その感覚はわかる気がします。
どうして事業をしているか・・・そう聞かれたら、ぼくはこう答えます。
「自分が創っていく、提供していくものが社会に役に立ち、認められる
喜びを感じたいし、その喜びがまた自分が新たななにかを産み出す
好循環を自分の手で作り上げたいから・・・・」
ここで、「社会の役に立つ・・」実感がとても必要だと感じるのです。
IT企業の多くの仕事は、エンドユーザーへ何かを
サービス・供給する会社への「IT道具」の提供です。
もちろん、先進的ですばらしいソリューションであれば
提供する業界に大きな効果を生み出すことができます。
それが喜び・・・それももちろんそうです。

でもできれば、それが直接「社会」と結びつく実感のある形態で
社会と繋がっていたい・・・。
それならば、具体的にその「サービス」や「商品」の評価を
「社会」という単位から受けられる。

ビジネスのチェーンを辿っていった最後、そう結果責任を
とることができる事業に、ぼくは魅力を感じるのです。
そしてその前提は、「社会の役に立つ」こと・・・。
このように今、ぼくが思えるのはきっと年齢を重ねたからです・・・。
あの若き「社会企業家」は、若くしてそれを見据えていることに
驚きと尊敬の気持ちでいっぱいです。

by pridm | 2007-05-23 10:21 | おはようブログ  

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