保守ソリューションとナレッジ・ツール

随分と前から、顧客に「システムを横断した単一窓口の保守」を提案してきました。
マルチベンダーで各セクションに多くのシステムを導入されているその顧客には、とても有益な提案なはずでした。
今まで多くのシステムは、開発したメーカーがそのまま保守を請け負う形がほとんどです。
保守の「お仕事」が欲しいがために、あえて開発費用をかなり値引いて受注することもあるくらいです。
しかしながら、単一なシステムならまだしも、複数のシステムが存在する場合、そのシステム分の「保守システム」が存在し、コストも人もその分かかります。なにより、メーカー、ベンダーの思惑も絡み、それぞれのシステムの情報を共有できず、縦割りの穴の多い保守になっています。

提案してきたのは、メーカー、ベンダーがその「垣根」をこえてコラボレーションし、単一の窓口を提供できるような保守スキームを作っていくこと。そして、それを実現させる手立てとして「ナレッジ・ツール」を導入し、物理的情報の共有促進を図ること・・・・・。
しかしながら、その「縦割り構造」と「既得権を守る閉鎖体質」を打ち破れないでいました。

5年もまえから提案し続けてきた話を、ようやく聞いて頂けるチャンスが巡ってきました。
個々の保守のお仕事は、ぼくたちも含めて大きく変わります。
ひょっとすると、それぞれの「お仕事」のボリュームは小さくなるかもしれません。
しかしながら、「あるべき形」に移行していくことで、その先の光が見えてくるものと信じています。
メーカーやベンダーとのコラボレーションが必要です。
それぞれにお話をし、わかって頂けるかが「キー」です。
自分の利益の追求ではない、顧客優先の思いがわかっていただければ、顧客も保守ベンダーも、ともに「WIN」な結果が待っていると信じます。
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by pridm | 2006-12-18 10:38 | おはようブログ  

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