「みんなの意見」は案外正しい

ジェームズ・スロウィッキー著の本の題名です。
「Web進化論」を読んだ人は、もうすでにamzonに薦められて(!)読んでいるかもしれません。
この本のメインテーマはというと、「みんなの知恵を最大に生かす」。
一人の優れた人の判断よりも、自立した多くの人が判断したことをまとめて
統計化すると一人一人の判断は外れていていることがあったとしても
その答えを合わせた値は不思議なことに非常に正しい判断をするということを
様々なケースや実験から集め分析して統計学的に立証しています。
この「法則」を利用したビジネスモデルは既に軌道にのっているところもあり、見過ごすことはできません。

例えば、Wikipediaなどその最たるモデルであり、「みんなで作る」「知恵」の塊みたいなものです。
確かに、不確実な内容も多々含まれていて、それをフィルタリングする機能や「スキーム」も必要でしょう。
でも、それはある一定の「期間」」を経たとき、かなり収束的に淘汰されていくのです。
もちろん、ゼロには決してなりません。
そしてなによりも、それを利用する側の「感覚」が変化して、100%ではないけれどデシジョンの大きな助けになっていくはずです。
閉じた世界(イントラネット)の中では、その不確実なものが淘汰される可能性はずっと高くなりそして「探す」側の利用価値はもっと高くなります。

システムのマニュアル・・・・・。
これはもうずっと、そのメンテナンスの方法、管理の方法など大きな問題を抱えています。
「みんなの意見」を集約するツールと、その中から必要とするものを「探す」ツールを実装すればこの問題の大きな解決に繋がるかもしれません。
そう、「ブログ」みたいなマニュアルです。

そしてキーワードは「集約」と「検索」・・・です。
[PR]

by pridm | 2006-10-23 10:08 | おはようブログ  

<< マッシュアップ エンジニアを育てる環境 >>