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ビジョナリー・カンパニー

みなさん おはよう

ぼくにはバイブルのように悩んだときに読む本がいくつかあります。
そのひとつが「ビジョナリー・カンパニー」ジェームズ・C・コリンズ著です。
これには1と2があって、1を読んでいたときは例示される
企業があまりに大きな会社であり、はたして自分の会社に
適用するならどうすればいいのか・・・と戸惑う部分も
多くありました。それでも、そのコンセプトは具体的な多くの場面で
「闇の中の光」のようにその判断を助けてくれたことは
何度もありました。

昨日、車の中で「ビジョナリー・・・」の2を流し読んでいました。
ここには人事に絡む経営に指針に戸惑いをぼくに与えながらも
「光」を示してくれているような部分があります。

「最初に人を選び、その後に目標を選ぶ」

偉大な企業への飛躍を指導したリーダーは、まずはじめに
新しいビジョンと戦略を設定したのだろうとわれわれは予想していた。
事実はそうではなかった。最初に適切な人をバスに乗せ
不適切な人をバスから降ろし、適切な人がそれぞれに
ふさわしい席に坐ってから、どこに向かうべきかを決めている。
「人材こそが最も重要な資産だ」という格言は間違っていた。
人材が最重要の資産なのではない。適切な人材こそが
もっとも重要な資産なのだ。・・・・・・

ビジュナリー・カンパニー2より抜粋

ビジョンが先にあり、それに「迎合」する人を集めていく・・
そんな風に思っていた部分もあります。
確かに、移り行く速度の速いぼくたちの業界。
「行き先」は常に少しずつ変わりながら走っている感もあります。
確かに「行き先」だけを目的とした人の集まりでは
その変更に伴って人材は流出する。
集まるべくして、集まった、いや集めた人材をベースとした
チームは、走っていくことによってその「新しい行き先」を
作っていく。
それは誰も走り出したときに思いもよらなかった「行き先」に
なる可能性を秘めている。これが「独創性」なのかも・・・。

車の中の読書ではありますが、再び、思いを揺さぶられた
感じです・・・・。

by pridm | 2006-10-16 10:46 | おはようブログ  

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